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一杯の珈琲
2007年 02月 17日 |
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おいしい珈琲とよい音楽とよい本、好きな写真機があればそれで幸せになれる

Pen-FT+F.Zuiko Auto-S 1:1.8 f38mm



「彼女は時計を見て立ち上がった。『有り難う』と彼女は言った。そして来たとき
と同じように音もなくするりと外に出ていった。それがその日の唯一の取り柄だ
った。ささやかなことだ。でも古代エジプト人だって、日々のささやかな出来事に
喜びを見出しつつささやかな人生を送って、そして死んでいったのだろう。
水泳を習ったり、ミイラを作ったりしながら。そういうものの集積を人は文明と呼
ぶのだ。」    村上春樹 『ダンス・ダンス・ダンス』
 どうもほんとに古代のエジプトにも水泳教室があったらしい…(笑)

 村上春樹は”小確幸”(しょうかっこう)ということを小説でときどき語っている。
人は大きな事じゃなくて小さな出来事の中に幸福を求めて生きることで
確かな幸せを手に入れることができるという意味だろうと思う。
きょう飲んだ珈琲がとてもおいしかったとか、素敵な音楽を聞いたとか、
よい本を読んで感動したとか、きょうは髭がきれいに剃れたとか、…。
とてもきれいな女の人が歩いているのを見たとかも(笑)
 どんな人でも味わえる、そんな幸せがきっとある。

今,藤沢周平の『蝉しぐれ』という小説読んでる。
昔読んだのだけど、もう一度。大事な場面で7回蝉が鳴く。
この本で生きる勇気もらった人は多いと思う。
思い通りにならない人生がしんみりと慰められる。
風邪を惹いた僕はこの本を読み始めて僕は少し元気をもらっている。

よい週末を
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