生命の木
2006年 12月 07日
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生命の木のイメージ…。
完全に露出オーバーの写真ですが…。
SX-70 600film
森山大道『昼の学校 夜の学校』(平凡社)読んでいます。
写真は自分を写す鏡か、外界を見る窓か(ミラーズ・アンド・ウィンドウズ)ということ
について森山はこんなことを言ってます。
「写真は必ずしも自分を写すだけではなくてね、
自分を写そうとして世界が写る。
世界を写そうとして自分が写ってしまうって感じだから、
思考は思考として両方だと思うんだ。
…
僕は『ミラーズ・アンド・ウィンドウズ』というよりむしろ、
『ミラーズ・オア・ウィンドウズ』だと思うね。
どんなに外界を写しても、政治や社会的な関心で世界を写したとしても、
そこには必ず個が写るわけだし、
まったく個の観念や美学によって写された作品にも相対的に世界が宿っているし、
どんな写真だって個に裏打ちされているはずです。」
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by kinaruf
| 2006-12-07 07:18
| Polaroid SX70
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